近年、結婚に対する意識は徐々に変化してきていると言われており、特に若い世代の間ではより現実志向が強くなっている影響もあってか、結婚式を挙げない、新婚旅行にも行かない夫婦が多くなっているそうです。
その分別のところにお金を使ったり、できるだけ貯金に回す様にして生活を崩さない方向へ意識を持っていくところもあるそうです。
これは長引く不況が影響して若い世代が将来への備えを早くから考えだすようになったからで、今後もその傾向は強くなるかもしれません。
また、結婚に対してそれほど特別な感情を持たない夫婦もいますし、この辺りは昔とかなり認識の差があると言えるでしょう。
そして結婚と言えば結婚指輪をどうするか?という問題が出てきますが、これもあまりコストをかけるのではなく、できるだけ予算を抑えたいというカップルが多いみたいです。
しかし中にはしっかりした結婚指輪を用意したいけど、なかなか予算を捻出できないというカップルもいて、そういった人たちは手作り結婚指輪を作ることもあるそうです。
もともと手作り結婚指輪は今ブライダル関連の情報誌などでも積極的に取り上げられており、いろいろな層から人気があります。
たとえば石なしの結婚指輪でもプラチナやゴールドを使った高級感あるものであれば結婚指輪としては十分ですし、そういった指輪が3万円程度から作れるところもあります。
結婚指輪と言えば高級ブランドショップやジュエリーショップで買うのが当たり前だと思われてきましたが、いまやそういった認識を持つ人も少なくなってきていますし、逆に手作り結婚指輪が新たな選択肢として定着しつつあります。
結婚式や新婚旅行の予定はないけど、せめて結婚指輪だけはきちんとしたものを準備したいというカップルからも支持されていますし、結婚式に備えてふたりで手作りしたいというカップルもいます。